介護職はどんなスキルが求められているのでしょうか。スキルを習得し、またスキルアップすることで仕事の幅が広がり、収入アップにも繋がることがあります。
介護職の仕事をする上で、まずは高いコミュニケーション能力が求められます。利用者の中には上手く言葉を話せない方や寡黙な方など様々な方がいます。利用者に寄り添ってサービスを提供するためには、発せられる言葉はもちろん、ボディーランゲージや表情などからも相手の気持ちを読み取ることが必要です。利用者の家族とも深く関わることもあるでしょう。また利用者だけでなく、一緒に働く職場の人たちともより良い関係を築き働きやすい職場にするためにも、コミュニケーション能力は必要となってきます。介護職は一人ではなく多くのスタッフと連携して仕事を行います。
そして、介護職として働く上では柔軟性も必要なスキルです。それぞれの人や場面に合った柔軟な考え方や行動ができる人は、重宝される人材となるでしょう。もちろん専門的な技術や知識も必要となります。様々なスキルを習得するためには常に学習するという意識を持っていることや幅広い視野で情報収集をすること、相手の立場に立って物事を考えることなどが大切です。
また、さらなるスキルアップを目指し、介護福祉士やケアマネージャー、認知症ケアに特化した介護資格などの資格取得を目指す方法もあります。資格を取得することにより、より専門的な仕事をすることができたり収入がアップしたりするといったメリットがあります。